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母がでかけていたので代わりに犬を散歩に連れて行った。今日は歩く気満々だったらしく、私が通ったことのない道にずんずん進んでいった。財布も携帯電話も持ってないし、全く来たことのない地区だったので私はちょっと不安だったけれど、同時に(犬の帰巣本能があるから大丈夫か。)とも思っていた。
まだけっこう桜が咲いている公園もあって最初は(けっこういいコースやん。)と思っていた。でも犬が全然帰ろうとしない。「おうち帰ろう。」と言っても無視してどんどん歩いていく。3回目ぐらいに「帰るで!」と行って綱を引っ張ったら、ぐいっと引っ張り返されふんばったままの状態でにらみつけられた。
これを引っ張って帰ろうかとも思ったけど、(そんなに歩きたかったら気が済むまで歩けばいいやん。後、どうなってももう知らんからな。)と思って、犬の行きたい方向に行かせた。家からはどんどん離れ、方向音痴の私は果たして元来た道をたどれるのかも怪しくなってきた。
(でも、まあ一緒にいるのは犬やからな。)と思い、犬の好きにさせていたけれど、さすがに私もしんどくなってきたので、「もうおうち帰るで~。」と綱を引っ張ったら、犬はやっと立ち止まった。「おうちは?」と聞いたら、猛烈に鼻をヒクヒクさせてにおいをかぎ始めたので、(おお!さすが犬。においで帰り道がわかるのか。)と思って見ていたら、しばらくしてヒクヒクするのをやめて私の顔をじっと見上げてきた。そしてそのままの姿勢で固まった。
「おうちどっち?」と聞いてもそのままで、見覚えのあるトホホ顔になっている。どうやら犬のくせに帰り道がわからないらしい。仕方ないので記憶をたどりながら来た道を戻っていった。うちの犬は元々体力がないので、帰り道では舌をベロンと出してかなり足取りが重かった。多分早く家に帰りたいだろうに、やっぱり帰り道はわかっていないらしく、私が左と思っている曲がり角で右に行こうとしたりしていた。バカめ。
途中で道が怪しくなったとき(犬連れてるのにその辺の人に道聞くの恥ずかしいからいややなあ。)とかなり不安になったけれど、なんとか知っている道に出ることができた。家が見えたら犬の足取りが軽くなった。
私は意地悪なので、家の前まで来たのに通り過ぎて向こうに行こうとしてみた。すると、犬はまたしてもふんばり、舌を出してハアハアし、「僕、もう疲れたんですけど。」とアピールしてきたので、家に帰ってやった。
家に入ったら、犬は水へ猛ダッシュ。時計を見たら出かけてから1時間も経っていた。
ジムに鍵を持っていき忘れて閉め出しをくらった。財布も携帯も持っていないので、同じくジムに行っている母親と連絡もとれず、することもないので待っている間庭の草抜きをした。
別に見たくなかったけど20年ぶりぐらいにだんご虫を見た。大量の蟻も。(蟻ってこんなにいるもんなんやろうか。それともうちの庭が何かヤバイことになってるんやろうか。)
虫が嫌いなので、虫のいない場所だけを黙々と抜いた。
抜き始めは、花が咲きかけている雑草はお目こぼしをしてやっていたのだけれど、だんだん抜く草がなくなってきたので、結局最後は“恩赦”を受けていた草も無情にもすべて引っこ抜かれた。
不運なことに、愛用のマスクはジムから帰ったら取り替えようと思っていたところで、本来ならもう捨てられているべき緩いマスクで外に長時間いるハメになり、お陰で鼻水が出て大変だった。ポケットティッシュはバッチリ持っていたのだけれど、かむにつれてどんどん減っていき、(あと3枚…)(あと2枚…)と気分は残り少ないマッチで暖を取った“マッチ売りの少女”。(ティッシュなくなったらどうしよう…)と不安になっていたところへやっと母親帰宅。
草抜きした時間、2時間。疲れた。
そして抜いている間ずっと思っていた。(どうせまた生えてくるのになんて不毛な作業…脱毛みたい。)