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いつの間にか話が進み、気がついたら沖縄に行くことになっていた。なかなか不思議なメンバーでの旅行だったけど、行く前に心配したのが馬鹿馬鹿しくなるぐらいみんなで楽しく3日間を過ごした。旅行が楽しかったのは、一緒に行ったメンバーの友だちMちゃんが現地で合流してくれたおかげでもある。
しかしよく食べた。1日目の晩は「うりずん」、2日目の晩は「ぱやお」。どっちもおいしかったけど、個人的には「ぱやお」の方がお気に入りかな。ウンチェー(空心菜)の炒め物が特においしかったけど、Mちゃん式お刺身の食べ方(切り身にお箸でいくつも穴を開けて酢醤油にしばらく放置する)にはまってしまった。なんだかよくわからない魚のあら煮もおいしくて、気づいたらKさん、Fさんと3人で、さらに食べられる場所を探して無言でそこらじゅうほじくり返していた。
2泊3日とは言え、丸1日時間があるのは2日目だけで、この日は海で泳ごうと思ってはりきって水着を持って行ったのだけれど、台風の影響で風が強く、海はきれいだったけれど、泳ぐことはできなかった。大学4年生のときに旅行で来た辺りをうろうろ。恩納村のビーチで車を降りた。
ビーチには誰もいない。色々なトーンの青でしましまに見える海と真っ白な砂がとてもきれいだった。ふと見ると砂浜に青い物体が。
Mちゃん、おいのKくん(5歳)と近寄ってみたら、青い物体はアオブダイの死骸でハエが三匹止まっていた。いかにも“熱帯”という感じのこの魚をしげしげ見つめ、近くにあった棒でひっくり返してみた。
「?&%$#&!!!!!」言葉にならない叫び声を発してしまった。
地面に接していた側にはウジ虫がいっぱいわいていた。
泳げないのでみんなでしゃべったり、波打ち際をブラブラしたりしただけだったけど、すごくのんびりできてよかった。海岸沿いの開発がけっこう進んでいたのにはがっかりしたけど、こんなきれいな海が近くにあってボーっとしに来られるっていいなと思った。
スペインに住んでいる日本人の中に、けっこう沖縄の人が多いのが前から不思議だったんだけど、今回沖縄に行ってみてなんとなく理由がわかった気がする。沖縄、ちょっとスペインっぽかったから。青い空とか白っぽい家とかのんびり流れる時間とか。
そしてタクシーの運ちゃんもスペインばりに話しかけてくる。
初日の晩のタクシー。タクシーの運転手さんが話しかけてくることをまだ知らなかったので、完全に彼のことは無視し、翌日行こうとしていたちゅらうみ水族館の話から、私の父親が“アンチ水族館でジンベイザメを飼うこと”(別に動物好きでもないし、うちの犬も自分勝手にかわいがってるだけなくせに、海遊館のジンベイザメがこれまで何頭死んだか数えてきていて、死ぬたびに憤慨しているのだ。)であることをみんなに語っていた。すると一瞬の沈黙をついていきなり運転手さんが「お父さんは犬はあまり好きではないけれど、ジンベエザメは好きなんだね。」(沖縄なまりで読んでください。)と言ってきてびっくりした。
なまりで心がほっこりはするんだけど、うちらのやかましい関西弁とテンポが違いすぎてなんだかうまく話がかみ合わなかった…
次の晩のタクシーの運ちゃんは、沖縄料理について熱く語り、「油みそがおいしかった。」とこちらが言った後はずーっと車内は“油みその作り方講座”だった。
カルチャーショックはまだ続く。
雑貨屋さんとか洋服屋さんとかでも店員さんが普通に世間話をしてくる。「泳ごうと思って来たんですけど、けっこう涼しいんですね。」とあるお店で言ったら「台風の影響で風が強いから…せっかく来てもらったのにすいません。」と店員のお姉ちゃんに謝られてしまった。(しかも本当にすまなさそうだった。)
本土(滞在中、私、“本土”って言おうと思って何回“日本”って言ったことか。)に帰る日。壺屋やちむん通りへ。お店を見て回っているうちに陶芸を習っているFさんが気に入った焼き物を見つけた。ところが、お店は無人。しばらくしてから戻ってもやっぱり無人。
「お金をレジに置いといたらいいさ。」とMちゃん。
「えー。」と関西人軍団。
じゃあ、と言ってMちゃんは向かいのお店に入り、すぐにおばあさんと一緒に出てきた。向かいの店のおばあさんがふつうによその店の代金を預かり、さらに品物を包んでくれた。
沖縄すごい。
意地悪な私はうちで飼っている犬をイジメル方法を色々持っている。そのうちのひとつは、足のにおいをかがせること。犬の鼻先に足を持っていくと、臭いときはふんふん臭いをかいでくるけれど、臭くないときは無視される。真夏に素足でサンダルを履いた後は時々かがれていたけれど、最近は暑くないのでいつも無視される。
(今日も、無視されるんかな)と思いつつ、犬の前に足を出したある日。犬が私の足の上に“お手”の要領で自分の足を乗せてきた。
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従来のお手と違ってこっちはかがまなくていいし、犬が足を乗せた後、手を洗う手間も省けるので、これで訓練してみることにした。
そして完成したわが家の犬の新ワザ。名づけて“タッチ”。
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