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うちの犬がすさまじく吠え、それを激しく叱りつける母親の声で目が覚めた。時計を見たら6時。
起き出して犬または母に何か言うと目が覚めてしまうので、しばらくベッドでねばった。でも犬は吠えまくっている。
そうるすうちに私の部屋の床下で
「チーッ、チーッ。」
という鳴き声が聞こえ始めた。
鳥のヒナみたいな声でかなり気持ち悪い。不吉な鳴き声は足元から聞こえるし、犬は家中を走りまくり、そして吠えまくっている。
しばらくして母が外に出したらしく、犬は今度は外で猛烈に吠え始めた。
もうこうなると迷惑を被るのは私だけではなく、ご近所全体。
そして母が部屋に来た。
「何か来てんねん。」
そんなのとっくにわかっている。
私の部屋の下ではチーチー音に加え、おなじみの“小動物”の走り回る音も聞こえている。
しばらくして母が犬を家に入れたので、また家の中で吠え&走り回り攻撃再開。
そして犬を何度も怒鳴りつける母。
「インディ、うるさい!」
全く効果はなく、犬は吠え続ける。
(お母さんもうるさいねん!なんでオリに入れへんねん!!!)
と腹が立ちすぎて、結局目が覚めてしまった。
1階に下りると、応接間で犬が天井に向かって狂ったように吠えていた。
そして母はその犬に向かってヒステリックに「インディ、うるさい!」を繰り返していた。
母の目は殺気立っていた。
犬を呼んだみたらけっこうあっさりオリに入ったので無情にもすぐに閉めた。
犬はクークー言って激しく抗議していたけれど、完全に無視したのでそのうちあきらめ、おとなしくなった。
「いたちやったわ。」
とようやく犬の吠え声から解放された母が言った。
隣の家との塀の上をいたちが走るのを見たらしい。
しばらくして母が出かけたので、かわいそうだと思って犬をオリから出してやった。
それが間違いだった。
またしても天井を小動物=イタチが走り始め、犬が吠え始めたから。
あのチーチー音も聞こえる。
とりあえず下から天井を棒で突いてみた。するとチーチー音は隣の部屋に移動した。そうして音を端の部屋まで追い詰めた。
でもだからって吠えるだけの犬と同様、特に何もできない私。
仕方ないのでパソコンに戻って仕事を続けようとしたけど、犬の吠え声がうるさくて集中できない。
とりあえず私が天井を棒で突いている間は犬も満足するのか吠えないので、犬があまりにも吠えて鬱陶しくなると、時々仕事を中断しては棒で無駄に天井を突くという行為を繰り返し、時間になったので出かけた。
家にイタチと犬を残して。
夜に帰宅して母親に聞くと、母が昼過ぎに帰宅してからも同じ状態がひたすら続いたらしく、母はかなりぐったりしていた。
しかも、電話したりパソコンで調べたりしたものの、結局、イタチは保護動物なので業者に頼んで殺鼠剤みたいなものをまくこともできないし、保健所に頼んでも捕獲するオリを貸してくれるだけなことが判明したらしい。とりあえずの対策としては、誰か(ということはうちの場合母親なのだけれど)が天井裏に上がり、業務用ナフタリンを大量に天井裏に転がすことらしい。
とりあえず夕食の後、1階のすべての押入れと戸棚の天井を試してみたけど、どの板も持ち上がらず、結局どうやったら天井裏に入れるのかは不明のまま。
そこで断念。
早朝から小動物(とうちの犬)に悩まされ、頭痛までし始めた母は、とりあえずナフタリンを大量に縁の下に置きに行った。
その効果があるのか、今のところ天井を走る音もチーチー音も聞こえてこない。
でも多分イタチは夜行性のはず。
勝負はこれから…
予告:長いです。
Aiさんから誘われてボサノバのギターライブに行くことになった。近くてジャズ系のライブないかなーと探していたら、奈良なんかで有名なブラジル人ギタリストのライブをみつけたらしい。ライブの場所は南生駒。地元民なら(なんでそんなところで?)と誰もが思う場所で開かれるこのライブ。チケットを入手するためにAiさんが連絡をとった時点からフシギだったらしい。
問い合わせの電話に出たのはマダム風の女性で、Aiさんが夜の部のチケットを買いたい旨を伝えると、マダムは大喜び。「お昼の部は近所の方とかがいらしてくださるので15人ぐらい集まったんだけれど、夜はまだ3人しかいなくて、私たちだけで見るのかしら~、なんて言ってたんです~。」
さらにAiさんがどこで情報をゲットしたのかを聞いてきたので、彼女がよく見ているラテン音楽系ブログの名前を言うと「あら~、宮野さん(後で出演者の1人であることに気づいた)が載せてくださったのかしら。」
っていうか、自分では宣伝してないの??
ライブ当日。bellmamaさんの車でライブ会場=ライブ企画会社=社長自宅に向かう。カーナビでたどり着いた場所はいたって普通の住宅地。暗くて場所はわからないし、道は細いし、行き止まりはあるしで、散々道に迷った後、Aiさんが電話をくれたのでいったん駅に向かい、そこから駐車場へ。
駐車場と言ってもそこは公民館の駐車場。
ライブ会場は、と言えば…
行く前から「金持ちマダムが趣味でやってる会社とかちゃうんー」と言っていた私たち。
行ってみてびっくり。
あまりにも普通の家だったので。
特に大々的にライブの看板が表に出されているわけでもない“小島邸”に入るのに、インターホンを鳴らすべきかどうか。
bellmamaさんが先頭を切ってくれたので、そのまま突入。
玄関のドアを開けて「こんばんはー」と入ると、「はーい。」と普通におばさんが出てきた。ここまではどう見ても“知り合いの家に遊びに行った”状態。少し違うのは、玄関にある靴の数が通常知り合いの家に行くときより多くて自分が靴を脱ぎにくい点。
中に入ってさらにびっくり。
あまりにも普通の部屋だったので。
室内は別にライブ用に作られているわけでもなく、台所とつながっているフローリングの10畳ぐらい(bellmamaさん、Aiさん、間違ってたら教えて~。)の部屋に、ギタリスト用の椅子とモニターが2つずつ、そしてマイクがボーカル用のスタンドマイクと合わせて3つ置いてある。(ちなみに椅子の1つはピアノ用の椅子で、今どきありえないレースのカバーが掛けられていた。)
前の2列は座布団(!!)席。台所とサロンの間はレースの長いカーテンで仕切られているだけ。
コジマさんらしきおばさんが、「まず軽く召し上がって。」と言うのでびっくり。見れば私たちより先に来た人々はみんな太巻きとサンドイッチが乗った紙皿を持っていた。私たちも勧められて座布団に。と、別のおじさんが「ビールいりませんか?」と紙コップに入ったビールを持ってきた。その後、さらにコジマさんが「この焼き豚自分で作ったんです。ちょっとドレッシングが薄いかも知れないけど。」とサラダを持ってお客さんの間を回り、さらにホームパーティー臭が強まった。
そして私の隣には、ホームパーティー臭に巻かれてヘンにくつろいでいるbellmamaさんが。
コジマさんはすごくいい人そうだし、一生懸命やっているのだけれど、フシギ空間さに笑いが出て仕方なかった。
トイレに行くと、もちろんトイレも普通の家のトイレ。(しかもなぜかトイレスリッパなし。)
笑いをこらえながら、コジマ邸のいろいろなものについて小声でコメントしているうちに開演の時刻が近づいた。「ここは近すぎて見にくいから、あっちの方がいいですよ。」とコジマさんが丸イス(!!)を台所との仕切りカーテンの前に置いてくれたのでそちらに移動。すると、それまで台所でみんなのコーヒーを入れていたお兄さんが移動し、勝手にコジマさんの息子さんかと思ってたその人が、実は音響さんだったことが判明…
出演は、ブラジル人ギターのルーラ・ガルヴォン、日本人ギターの宮野弘紀と日本人ボーカリストの伊藤ノリコ。
ルーラ・ガルヴォンはぬいぐるみのクマっぽい感じの白髪のおじさん。彼の弾くギターは優しい感じで、日本人ギターの弾く様子を時にはうなずきながら見守っていた。なんだか生徒を暖かく見守る先生のようであった。
日本人ギターは… ギターど素人の私が言うのもなんだけど、イマイチ。なんか一人で勝手にノッてるのがうざかった。ノリノリで「ムー」だか「ウー」みたいな音を発しながら弾いていたけど、こっちは一緒に乗れず。なんていうか全体的に彼の自己満足で終わってた気がする。「俺のギターっていいだろ。」「俺の作った曲っていいだろ。」的な押しつけがにおって来た。しかも、日本人ギターさんのは多分ギター用マイクじゃなかったんやろうな。ギターの弦をはじく音がチャカチャカ、キーキーすごく聞こえてそれも鬱陶しかった。
演奏者との距離が近すぎて落ち着かないので、たまたま今日はしてきていたメガネを途中で外した。その後ボーカリストの女性が登場。
彼女が話し始めてびっくり。山瀬まみかと思った。そして歌い始めてさらにびっくり。
下手なんですけど…
そしてこの“超カタカナ読み発音ポルトガル語”から判断して、この人ポルトガル語できんと思う。アンチ外国語で歌うボーカル”の私は、その言語がわからんで歌が歌えるか!と思っているので、それだけで不合格。(っていうかその前に歌が下手なんやし、歌が下手ってことは音感が悪いってことで、よい発音の習得は難しいってことなんやけど。)
でも、“かぶりつき”座布団席に座っている長老4人(平均年齢75歳)は女性(しかもロング丈ながらノースリーブのドレス)の登場に大喜びだった。さっきから肖像権なんて無視で出演者のカメラをサイバーショット(彼がスイッチを入れるたびに鳴る音でわかってしまうのだ。)で撮っていたおっさんだけでなく、いつの間にかあと2人もケータイを出して写真を撮り始めた。
まだギター2人のときは聞けてたのに、ボーカルのせいで曲は…
(この人、宮野さんの愛人かなあ。)などと考えながら聞いてしまった。(後でbellmamaさんも同じことを考えてたことが判明。)
アンコールのとき、ボーカルの女性がどんな人か見ようと思ってメガネをかけた。パッと見た感じがペラいワンピースだったし、あの山瀬まみ風のしゃべりからも20代の小娘かと思ってたのに、見た目45歳ぐらいだったのでさらに引いた。
音楽を聴きながら、(ブラジル人どう思ってるんやろう。)と考えてしまった。だって、こんなどこかわからん日本の片隅の、誰かわからん人の家で、靴下で演奏するなんて…しかも、サロンのどこかにある時計の音はチクタクうるさいし、台所からは太巻きの酢飯の酸っぱいにおいが時々風に乗って運ばれてくるし。
そして、(これってどう考えても採算取れてないよな)とも思った。1人2000円で昼と夜の部にそれぞれお客さん(夜の部のお客さんから推測するにほぼ全員近所の人)が15人ずつ来たとしても6万円。ここから出演者3人プラス音響さんの報酬と彼らの足代までが出せるわけない。
っていうか、お昼の部と夜の部の間、出演者の人たち、どこで何してたんやろ?
ますますフシギ空間コジマ企画㈱
アンコールが終わり、サイン会兼CD販売会が始まるとのことだったので、私たちはそそくさと帰り支度。コジマさんがイチゴを出してくれたけど、bellmamaさんが「これ食べたらCD買わなあかんで。」と小声で耳打ちするので、取らずに横の人に回した。
床暖房もないフローリングに足を置いていたのでつま先の感覚がなくなっていた。当日券代2500円×2人分をささっと払って帰ろうとしたら、コジマさんが前売り券の値段でいいと言って1000円おつりをくれた。
ありがたくちょうだいした。
ちなみにモーションブルー横浜でのライブ(上記メンバーにピアノが加わるけど。)は4200円だったらしい…