
来月末からフラメンコライブツアーで一緒に仕事をするバイラオーラMがTVE(スペインのNHK)の取材を受けることになり、事務所に立ち寄ってくれた。
「あと30分ぐらいで行く」といきなり電話があったので、従業員総出で事務所を片づけ。その後、万が一テレビにうつる場合にそなえて一応全員身だしなみチェック。
そんなところへ取材班(といってもカメラマン&レポーターの2人だけやけど)とM到着。スリッパの用意があるので、
「何人で来たん~?」
とのんきに聞いたら、もう撮影は始まっていたのであった・・・
靴を脱いでスリッパに履き替えるのが珍しいので、取材班はまず事務所の玄関を撮影。それから中に入ってきた。
本当なら昨日できあがっているはずの彼女用の新作衣装がよりによって遅れていて、朝一番でお願いしたものの、待っているとなかなか届かない。
事情を説明すると、この後Mのレッスンの取材があるけど、新作衣装を着たMを写すのもよい、ということになり、ギリギリまで待ってその間にできる部分の撮影を進めよう、ということになった。
衣装のかけてある部屋にMが入り、何やらカメラに向かってしゃべっている。(Kさんに話させてくれたらいいのに・・・)と思ったけど、Kさんも“その他大勢”も全く撮影範囲に入っていない。
事務所が狭いだけに、“撮影”もびっくりするぐらいあっという間に終わってしまった。
Mがトイレに行っているスキに、“取材班”(今日は“”が多いなあ。)に接近。
「何の番組ですか~?」
予感は的中。“Espanoles en el mundo”という世界の色々な国にいるスペイン人を取材する新番組だった。「スペインに住んでたときにそんなような番組見たことあるわ~。マドリッドの人が対象の。」と言ったら、「別のテレビ局で放送してた番組やね。」と言われた。
しまった・・・
“Madrilenos por el mundo”を放送しているTelemadridは、おととしぐらいにTVEの“Espana Directo”が自分たちの番組"Madrid Directo"をパクったって裁判起こしたんやった・・・
気まずい・・・
Mがトイレから戻り、カメラマンがトイレに行ったので、幸い空気が変わった。
この1時間番組のために京都と大阪に住んでいるスペイン人6人を取材するらしい。“取材班”は昨日日本に着いたばかりだそうな。
そうして話をして時間のばしをするけれど、衣装は届かない。
Kさんも衣装やスペイン人デザイナーの話をしてみたけれど、カメラマン、興味のないのが明らか・・・
早く衣装来て~。
とうとう待ちきれなくなってKさんがもう1度電話をしたけれど、道が混んでいるらしく、車の現在地からしてどうも間に合いそうにない。
仕方なく、別の人用に作ってある衣装を着せた。
Mが美人なのでなんとかなったけど、本来の衣装には届かない似合いっぷりで従業員全員へこむ。
撮影を終えた彼らが玄関を出ようとしているとき
「ピンポーン」
と下のインタホンが鳴った。
よりによってこんなにギリギリアウトの衣装・・・
電光石火のこの撮影の中から果たして採用されるシーンはあるのか。
結果は約1ヶ月半後に判明。乞うご期待!